胡蝶蘭の病気-軟腐病

葉が少しずつ広がるように茶色く変色してきて、
とろけだし、異臭を放つようになったら、軟腐病の可能性が高いです。
これは、葉のキズ口から細菌やバクテリアが進入して、
葉を腐らせる病気で、気温、湿度の高い夏によく発生します。
(特に葉焼けで痛んだとこから発病することが多い)
発生した場合は患部をハサミで取り除き、殺菌剤(ベンレートやダコニール等)を
散布すると止まることがあります。

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発生してかなりたった株です

写真のように葉がとろけて
異臭を放ちます
特に夏場に多発します。
汁でうつるので発生株は隔離してください。

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ステム(茎)に症状が出た状態

軟腐病は葉以外でも出ます。
これはステムのキズから、病原菌が入り、
そこから軟腐病が出てしまった株です。
このまま放置すると、株に症状が広がりますので、
花は諦めて、ステムを根元からカットしてください。