胡蝶蘭(こちょうらん)の基本データ
ラン科 Palaenopsis属
和名:胡蝶蘭(こちょうらん)
英名:Palaenopsis 又は Moth-Orchid
原産地:台湾、フィリピン、インドネシア等の熱帯アジア
花言葉:幸福が飛んでくる
胡蝶蘭の名前の由来
胡蝶蘭の英名Palaenopsisは、花の形が熱帯産の蛾に似ている事からギリシャ語の
”phalaina(ファライナ)=蛾 opsis(オプシス)=似る”の二語を合わせた
Palaenopsis(ファレノプシス)と呼ばれるようになりました。
ちなみにMoth-OrchidはMoth(モス)が蛾でOrchid(オーキッド)が蘭の蛾蘭です。
日本では花の咲き方が蝶が舞っているように見えることから胡蝶蘭と呼ばれています。
胡蝶蘭の歴史と特性
胡蝶蘭は1836年に発見され、日本には明治の末(1910年頃)に渡ってきました。
1830年頃の日本は徳川幕府最後の徳川慶喜が誕生した頃で、歴史の深さが分かります。
原産地では地上3m~15mほどの樹木の幹に着生しています。
このように樹木などに付着して育つランを着生ランといいます。
樹木の幹に付着している為、直射日光が当たらず風通しの良い環境を好むことが分かります。
また原産地は霜や雪の無い、熱帯地域なので暑さには耐性がありますが寒さが苦手です。